大手出版社のweb漫画サイトを総括してみよう
大手出版社によるweb連載の漫画がむちゃくちゃ多くなってきた昨今。それらを知っておくと合法的にプロの作品が浴びるほど読め、毎日の楽しみが増えるでしょう。だから紹介してみる。
漫画好きには、延々と漫画が読み続けれてしまって危険な世の中だよ・・・。多分大手全部は紹介しきれてないと思いますが、まずは僕が常に行くサイトらから紹介。あいむわなび
となりのヤングジャンプは裏サンデーと同時期に始まりましたね。しかし、裏サンデーでは初期(2012年あたり)から掲載されていたケンガンアシュラ、モブサイコ100、ヒト喰イなんかがまだ連載している一方、となりのヤングジャンプでは初期から連載され続けられているのがワンパンマンのリメイクしかないのが残念ではある。
ただ、裏サンデーはべらぼうに作品数が増えていったのに比べると、徐々にだが堅実に作家を集めている感がある。
最近だと「明日はともだちじゃない」など楽しく読んでいます。
ジャンプ+は週刊少年ジャンプの連載中のものも期間限定でよく置いている。過去の名作も並んでいて、一回読んだものもつい読んじゃうし読んだことのないものもどんどん並べてくる、強い。若手も強い人多い。大陸の作家の第年秒が連載していた「五秒童話」は完成度が高く期待していたんですが、次作「群青のマグメル」を休載していてどうしたんだろう大丈夫か。
とりわけ「ファイアパンチ」は僕が言及するまでもなく凄く、最近話の展開が好き放題な方向にぶっとんでいるのに作品として成立していて地力があるなあ。
言わずと知れたweb漫画サイト。面白さは人によって感じ方が違うのは承知ですが、敢えて主観で断言するとここに集まっている作品はつまらないものから一流のものまでピンきり。
成長途中の作家によるあまり面白くない(と思う)作品もぼちぼちあって、面白くない漫画を読みながら先の展開を考える練習をしようとするワナビにもピッタリ。ジャンルは恋愛漫画からバトル漫画、日常系、飯漫画、スポーツ、ホラーと色々ある点もいい(しかし、主人公が勇者である漫画が今4つもあって被っていることから、色々あるというよりごった煮めいていると言ったほうが正確。)
マンガワンというアプリ版で観た場合それぞれの話しごとに読者の感想がつけれるようになっていて、便所の落書きのような無秩序さはあるがそれも意外と少し参考になる。
今イチオシを上げるとすると、「銀狼ブラッドボーン」。戦闘シーンの流れの良さは格別。次の攻撃の予備動作や攻撃の見やすさ、そして視線誘導、大ゴマの魅せ方、おったまげた。演出込みで話が漫画として面白いですね。
ラノベコミカライズなどが多いところ。割と作品数あって、アニメ化した漫画も何本か抱えている。
一番好きなのは、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」ですかね。ひねくれた姉が面白く動く。毎回、安定して楽しめる。
あともうひとつダークホースとして、「クロスプレイ -CLOSE PLAY-」を推したいです。展開がはちゃめちゃで突き抜けてて、一周回ってシュールで面白いなあ。
新潮社
わたしのカイロスは王道少年漫画好きとしては手堅く楽しめて好き。
働かないふたり、私と彼女のお泊まり映画、少女終末旅行などのんびり読むことができる漫画が結構な割合を締めている印象。
更新むっちゃ遅いのでしょっちゅうは観に行かないですね。少年向けのものが多い他のweb漫画サイト群に比べると少し年齢層は高めかな? 忘れた頃に訪問して、へーこの作品むっちゃ良いやんという発見が出来るところ。
まだあんまり知らないウェブ漫画サイトを以下に列挙。多分他にもまだまだ僕が知らない出版社のweb漫画サイトあると思うけどとりあえずこれだけ置いておいてそのうち、また更新していくかもしれません。
最近行くようにしているが、いっぱいあってまだ読みきれていない。
新世のリブラ面白かった。 二話三話といくほどキャラクターの造形けれん味効いてるし、なにより選択肢を絞られた状況で新たな解を出す感じ。毎回、常にハラハラする山場が用意されていてかつスピーディーで良い。
角川
ひええ、こんなとこあったんや結構面白いのあるっぽい。
全然漫画置いてないっぽい。
これにて紹介終了。最近オオスギィ。コミコとかマンガごっちゃとかもあるからすごい多い
敏腕マネージャーマーゲイ[漫画]
七色の声を持つマーゲイが多忙なペパプにかわって奮闘していた絵
描いているときはオリジナルだと思っていても既出ネタだったと知ったときは悲しい(既出だった。
絵について。
1コマ目は、背景を近いものと遠いものにわけてそれぞれぼかし具合を変えてあってちょっと手間をかけている。ぼかす効果を生み出すためには線画ごと近いと遠いでわけなきゃいけなくて、線画はアナログでやっている僕としてはクリスタ(お絵かきソフト)の中でわけなきゃいけなくて余分に手間かかった。結果は結構気に入っている。
今回、線画から割と気に入っていて画力が底上げされていっている感じである。1コマ目のペパプ達は、本家ペパプ予告を模写っているのでまぁそこそこ上手くかけて当然なのだが、2コマ目も割りとうまくいっているのではないでしょうか。最近影の付け方もようやく学んでマーゲイの髪の影なんかは、単純に明度を落として影の色とするようなことはしていない。
最近毎日フレンズを描いている。脚をうまく描けない、と気づいて最近なるべくフレンズでも全身の模写をしていたりする。また、いろんなものを片っ端から描いていて、図書館に行って図書館の中の絵を描いているときに奥行きのある絵を描くのが下手なんだと気づいた。
最近は絵を描く中で色々気づきがあって、純粋に絵を描くのが楽しくなってきた。目標は漫画を描くことなので絵を描くことだけにとらわれていてはいけないけれど、上達を実感するのは楽しい。
三流だろうが四流だろうがいつか絶対になるぞ。
・・・さていよいよ今日の深夜はけものフレンズ最終回である。それは楽しみであり、また来週からはもうけものフレンズを観ることができないことが残念でもある。文かきすぎた
このアニメーターが凄そう~新海監督の次~
で新海監督はまだ若かった頃に、彼女と彼女の猫という作品でグランプリをとった。新海誠がグランプリを取った後はCGアニメコンテストでグランプリを与える基準が上がってしまって、なかなかグランプリ受賞者が現れなくなってしまったのだとか言う話は有名な話である。
グランプリかどうかはともかく新海誠監督のように、CGアニメコンテストに入選したアニメーターの中からまた国民的作家が出そう。入賞者の中から、今後来るぞと個人的に思った人たちを取り上げてみたいです。
まぁ、プロで食ってる人たちもコンテストに参加してるので、僕がこれから紹介する人ももうとっくに有名だったりするのでいまさら何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが備忘録を兼ねて紹介してきます。
では、まずは22nd,24thCGアニメコンテストで入選した、たつき監督。もう超有名ですね。
今をときめく「けものフレンズ」を制作しているCGアニメーター。22ndの入選作「眼鏡」はパロディ満載だが、主人公のキャラクターは見事に立たせれていて根っこのところで本人の作家性を感じさせる。
ギャグで始まって後半シリアスの王道展開、そして最後はスッキリ終わる。
僕は後半である自主制作アニメ 「眼鏡」(2/2) - YouTubeの5分24秒からが特に好きですかね、主人公いい役割してます。ボーイミーツガールって良い。
動きも面白いですよね、サツキのお父さんがガクガク動くとこはそれだけでつい口元が緩んでしまう。
この監督はもっともっと来るなあ。
次は27th入選、百舌谷氏。正直、このアニメーターは天才だと思う、超若い、死ぬほど若い。多分というか絶対に来る。入選作は夜明け前のレゾナンスなんですが、氏の動画で個人的に好きな別の動画をぺたり。
主コメによるとeau.さんの作風を研究し取り入れたということで、おそらく特にeau.さんのtears of overflowed bits by eau. エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画などを参考にされたと思うんですが、それにしてもダイナミックなカット連発。アリスが色収差みたいに光るのどうやってやってんのかなと思ってシーンをゆっくり確認したんですが高速でそれぞれの色で切り替えてるんですね、eau.さんの由来っぽい。この「Alice」は音ゲーの曲に合わせた動画で、曲への合わせ方が半端ではない。特にラストの締め方はセンスの塊。
百舌谷氏はニコニコ動画で特に【第6回MMD杯本選】恋天使ルシフェル by 百舌谷 エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画なんかが有名で、これも大好き。MMDをグリグリ動かしていた人で、MMDでモーショントレースをする方法の紹介 by 百舌谷 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画とか観るとMMDを動かしている人がどんなことをやっているのかよくわかります。すげえ、よくこんな根性いる作業をやるもんだ。
次は25th入選、森江康太氏。
少年とピアノと青空に一気にやられますよね。時折、優しく揺れる手ブレ風主観カメラで、カメラの移動だけでも結構オシャレ。4分45秒のカムパネルラの後ろ姿からジョバンニのカットにいってまたカムパネルラのカットになるとこなんて特に切なくなっている。
銀河鉄道の夜がこうなるんだなあ、すごい。
そして、少年っていいなあ。
(少年について、完全に余談ですが、アニメ史に残る「宇宙戦艦ヤマト」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」のヒットした三本の共通点の一つとして主人公が少年であったことを唱えているアニメ評論家がいました。ヒットした理由としてその点はあながち間違ってないと思ったり。少なくとも日本において少年漫画が当分無くならない勢いを持っているように、年が若いのは基本って感じがします。
また、細田守監督はショタコンと言われていて、サマーウォーズのカズマとか最高で・・・まぁ少年って最高だよね!おちんぽもげそう)
最後に、21st、19th入選108kan氏。
放課後決闘クラブが僕はやっぱなんだかんだ好きなんですよね。戦闘シーンも、日常シーンも好き。両方合ってこその独特な、日常に非日常感がこっそり溶け込んでいる世界観癖になる。
戦闘シーンの壮大な感じを表現するための引きと、接近戦のバランスもすばらしく良い。
使っている音源がしょぼいのは自主制作特有って感じですが、1分7秒のところとかはかなり良い音合わせてますね。
この人達どんどん今後来るぞ!! と僕がビビンときた作家さんたちは以上です。
他にも入選された作品は、結構ここでまとめて観れます。興味がある人は全部観てみると色々発見があって面白いかと思います 。
多分観た人によってビビンと来る作家さんは違うと思います。僕があげた以外にも他にも素晴らしい作品がいっぱいあります。
あなたは、誰の作品推しでしょうか?
手を繋いで大冒険[漫画]
けものフレンズ10話観た後に作った二つ目のやつ。
ちょっとポエミーで昔の僕なら絶対作らなかったやつ。
画面の色の付けた方は、となりのヤングジャンプで連載中の「明日はともだちじゃない」を参考にしている。色の選択は、明度(V)はマックスで、色相(H)はいい感じに適当に選んで、彩度(S)を80くらいに落としています。HSV色空間。
内容について言及すると、雰囲気のある終わり方で作るっていうのがここんところのテーマ。どうでしょう?
しかし、けものフレンズが少人数制作でこれだけヒットしたら、これからアニメ業界ますます波乱なんじゃないでしょうか。たつき監督はこれからのアニメを担うレベルの人でしょうからこの人並みに馬力あって制作できる人はそうそういない、といっても、もっと若手の中にそういう人がいないわけじゃない。巷のアニメコンテストの作品とその人の経歴を観れば、若い人でかつ才能実力ともに満ち満ちたCG使いが意外とぽろぽろといることに気づく。
まあとにかくたつき監督の今後は楽しみのひとつ、うううすごいし、なんか僕とまったく格が違って悔しい。
ミライさんとサーバル[漫画]
けものフレンズ10話最高でした。セルリアンとの最終決戦前にフラグを建てるミライさんとサーバル描きました pic.twitter.com/5byAxcqBy3
— ミレン (@mirenn00) 2017年3月15日
twitterのリンク貼るだけだと自分も見返しにくいので普通に画像も貼ってみた。
一枚絵を別で描いててそれがあまりに辛くてメンタルが鬱ってきたので、その休憩に描いた。一枚絵は、線画から塗りまで自分の実力が浮き彫りになって辛くて辛くてしょうがなくて、一気に死にたくなりました。やばい。一日と半日でそうなりました。
よって、一枚絵はちょっとずつ完成させて、ちょっとずつ修行したいと思います。自分が毎日努力し続けられるように練習するのが、遠回りに見えて自分にとって最善だと最近気づいたので。
漫画楽しいー