mirenn所感

お絵かきとプログラミング

あがく

 漫画の練習を初心に立ち返ってゼロから初めています。そして、その記録をぼちぼち残していこうと思っています。そうする理由はいくつかあって、まず第一の理由は当然自分の上達のためです。自分が正しい方向に進めているかどうかは、過去の作品と比べて進歩しているかどうかでしか判断できません。

 第二の理由は他人の作品をもっと見たいからです。先日僕は、サークルの後輩にもっと作品見せてくれ~的なことを言ったので、見せてと自分が言うからには自分も見せていくべきだなあと思ったからです。僕も積極的に恥も外聞も投げ捨てて晒していくことで少しでも何か影響を与えれたらいいなぁ。

 

 以下最近やっていることです。平日と休日で一日の回し方は当然違うので、まずは平日の練習についての紹介から。

 平日の場合

①朝起きたら、裏サンデーを読みに行きます。裏サンデーのその日更新された漫画の最低どれか1つを、先の展開、すぐ後のコマを自分だったら何にするか考えながら読みます。

②そして、新しく自分の漫画を描きます(これはネームみたいなもので基本的に絵にはあまり力を入れないもの)。これもたった1コマでも良いので、とにかく今日もとりあえず漫画を新しく描いたぞと思えるために描きます(最近の描く量は1日1Pくらい。)。この作業で全く何も思いつかないときは、①の練習がうまくいっていないということでもあるのでどうして思いつかないのかをフィードバックして、①のときに意識すべき点を洗い直します。例えばどうしてなにも思いつかないのかという問題に直面したときは、

  • 次にどんな出来事を起こしてやるか
  • キャラクターのどんな表情(とその表情の変化)を描いてやりたいか
  • そして、今から描く漫画のジャンルとそのジャンルで面白いと思わせるポイントはどこか

などを考えれば次の展開を考えれるようになるな、みたいなざっくりそんな結論を出したりしてました。ここらへんは試行錯誤で、まあとりあえず描く作業への慣れをつけようという感じです。

③昼休みにデッサンします。

④あと他に、ネーム状態の漫画をちゃんと清書してペン入れして漫画にしてネットに放流。現状絵を描くスピードがとてつもなく遅くて、何日もかかります。下手したら一週間は軽く越えている気もします。

⑤疲れたときには、漫画とか映画を普通に見て面白かったところをメモする。

 大体こんな感じです。

 

 休日の場合

 休日は時間がもうちょっと自由なので、デッサンに多めに時間を割いています。絵を描きに行くのが単純に結構楽しい。

 立体物をちゃんと立体として描けるようになるために、見えない部分も意識的に線を引いて練習しています(たまに忘れる)。

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 図1信号機とか部屋とか

 信号機は朝早く人目が少ないうちに描きにいきます。信号機は特に好きなモチーフで庵野監督の作品の影響もあります。こういう人工物を僕が描いているのは、立体を意識するのに都合が良いというのと単純に好きだという衝動によります。

 また、細田守の映画は画面の下半分にキャラがいると言われたりしますが、ああいう背景の中にキャラクターがいる漫画を描きたい。だから、目で観たままの風景を描けるようになるための練習をしています。こうやって見るとむちゃくちゃ汚くて反省。

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 図2神社とか

 近所の神社に模写に行ったりもしていたんですが、実はその神社に写生禁止という看板が立っていることに最近気づいてあっ…。絵にコメントが入っているのは自分で自分に修正を入れるためとかそんな意味合い

 

 このように絵を外に描きに行くと朝日も浴びて気分が良い。

 そうして午前中絵を描いたり平日と同じ内容のことを色々やって満喫したら、午後は一旦図書館なり研究室なりに勉強しに出かけます。というのは、昔の僕の失敗を反省してこうしています。昔の僕は早くうまくなりたかったら一日中漫画(絵)を描いてなんぼだろ!!と思って一日中描こうとしていたんですがそれをしていると、心は描かなきゃ描かなきゃと思っているのに手が全く進まないという状況に陥ります。そして描かなきゃという焦りのみが膨れ上がって、辛い辛い死にたいという感情が湧き上がって以下毎日が潰れていくという悲惨な状況が生まれます。

 実はそれを僕は、十年近く繰り返していた……。同じことをずっと続けるとなんかよくわからないけどすごい鬱になる、という自分の性格を把握していなかった。

 けど最近ようやく、何かほかごとを間に挟むと一日がうまく回ることに気づいて、そういうわけで一旦勉強を挟んでいるわけです。

 

 休日はだいたいこんな感じです。

 この調子でゴールデンウィークも毎日研究室に行ってましたね。

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 図3.ゴールデンウィークを捌ききる僕

 最近アドレナリンがどばどば出て楽しいです。多分、今日は昨日より絵がうまくて明日は今日より絵がうまいだろう、という成長を感じているからなんだと思います。地獄の底みたいな精神状態を抜け出したからで、ハッピー、多幸感が身を包みます。あれも描きたいこれも描きたい。

 これでもうちょっと学校が忙しくなくて、承認欲求を満たされたら完璧

 待ってろ承認欲求

母親と娘とオバケ[漫画]

漫画

 

 

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 最近、『輪典 バベルハイムの商人』という漫画に感動して泣き、無性に吸血鬼のたぐいを描きたくなったのでこの漫画を描きました。

 裏サンデー | 輪典 バベルハイムの商人 | LOT 001(後編)のとある1コマをパクってしまった。今回描いたものの2P目の2コマ目ですね。流石にトレースなんてしてはいないですが、しかしむちゃくちゃ参考にしているのは見ての通りです。しかし、画力の彼我の差が凄い。

 ついでに他のオマージュ元にも言及していくと、1P目の1コマ目の背景は吉崎観音の『ドラゴンクエストモンスターズ+』を参考にしています。『ドラゴンクエストモンスターズ+』は超絶画力を持った吉崎観音がこれまた伝説的な画力の鳥山明の作風を取り入れた最高の画風の作品で、風景の描き方などかなり好きです。

 1Pの四コマ目、少女の泣き顔は羽海野チカの描く女の子を意識しています。

 また、お話し自体は基本的に人外が描きたかっただけなので、話の着地点を人間っておもしれーみたいなよくある感じに安直にさせてもらいました。

  うーん。

 色々と試行錯誤してもがいているのが画からも伝わっていそうで嫌ですがしょうがないですね…。例えば、そもそも色塗るつもりなんて全くなかったのに中途半端に塗ってしまったりとかです。これは、線画が微妙に細くて視認性が低かったのと関係していたりしています。色塗って見やすくしとくかという意図です。ボールペンでペン入れをしているのですが、購買で売っていた最も太い1.0mmのジェットストリームでも結構線が細くて、かなり線を重ねないと見えなくてダメですね。

 今回、コマ割りの仕方はコマ間の隙間をほぼゼロにして線にしちゃっています。とか言いつつ、二ページ目ではちょっとコマ間に隙間を開けたりしていてここでも迷走している…。それはさておき、線でコマ割りすることを採用している理由はちゃんとあります。単純に線だけでコマを割るメリットは、絵を描く空間がより広く取れることと、線を引くだけでいいというその簡便さですね。僕のような初心者に向いています。読みやすいかどうかはまた別問題ですが、作る側としてお手軽。

 余談ですが、線のコマ割りは僕の体感で少女漫画ひいては女性漫画に多いですね。まず少年漫画でお目にかかりません。けど線だけのシンプルさは、硬質でオシャレな印象を与えることもあり好きですね。

 

 今回のわかりやすい反省点の一つは場面転換のときの基本に忠実になるべきだったということです。2ページ目の1コマ目はただの情景描写をちゃんと用意すべきだった。

 最近忙しいけど、もうちょっと早いペースでコンスタントに漫画を描いていきたい。次のブログは、最近色々漫画の練習している!!ということについてちょっと書きたい。

けものフレンズ最終回の日の大学生の活動回顧録[漫画]

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 けものフレンズがついに終わってしまいました。

 素晴らしい作品でした。以上感想漫画でした。モチーフにさせていただいた先輩方にもちゃんと許可を得ています、感謝。でも一応この感想漫画は全てフィクションですとか言っておいたほうが良いかな。

 さて、また歴史に残るアニメが生まれてしまったんだなぁ、という感じです。あー、12話(最終回)について僕は手放しに賞賛する人ではないですが、作品全体として良かったですほんと。

 けものフレンズが一段落ついたら考察を書こうかと思ったんですが、12.1話が発表され興奮はさめやらないですし、考察を書くとするとむちゃくちゃ長くなりそうでとりあえずここでけものフレンズ自体への感想は終了です。

 

 

 ここからは今けもフレアンチもそれなりに湧いていることから、面白い作品にアンチが湧いたりすることについてちょっと個人的な所感をば少し書こうと思います。

 作品はざっくり3つに分けられると僕は考えています。以下のベン図にまとめてみました。小さい円は、自分が面白いと思う守備範囲の作品群です。

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 そうしたとき、ABCの領域に分けられます。例えば大円と小円がちょうど重なったところBは、自分も面白いと思ったし実際に売れてる作品が入ります。

 さらに例を上げてみると、けもフレアンチの人はCのところに「けものフレンズ」が入っている、というわけです。

 こういうことは往々にして起きます。フェルミ推定っぽい考え方で、もうちょっと掘り下げて説明したい。

 日本の人口を1.2億人とします。そして、そのうちの1%の人だけが猛烈に面白いと思う作品があったとします。そのとき、その1%の人のうちの八割が買ったら、その作品はもう百万部になるわけです。ベストセラーはベストセラーですが、99%の人は面白いと思えないベストセラーです。

 どんなに面白い作品にもアンチが湧くのは僕はこう理解しています。ちなみに補足すると、大衆の守備範囲は常に自分の守備範囲より広いです。人の数だけ広いのです。

 

 という考えを持っていますが、どうでしょう賛同してくれたりしますかね。

(この考え方は誰かから聞いたとかいうわけではないので、自分の都合のよい考え方に陥ってしまっているんだろうなぁ。というのも、この考え方を全く聞かないということはきっと自然淘汰された考え方だからなんだろうなと思っているからです。色々都合のよい仮定を無条件に置いて抽象化していて、例え話の域を出ていないからか…。)

 まあとにかく、アンチは絶対にどんな作品にもわきます、とりあえず。

 でも、アンチがいけないと言いたいわけではないです。

 ワナビなので言いたいことは、どういった作品が人気出るのかアンテナ張りましょうね~ということと、アンチになって作品下げするより自分だったらどうしたいかということを大事にしよう……

 ぐえ、またつまらないポエムを書いてしまった

大手出版社のweb漫画サイトを総括してみよう

 大手出版社によるweb連載の漫画がむちゃくちゃ多くなってきた昨今。それらを知っておくと合法的にプロの作品が浴びるほど読め、毎日の楽しみが増えるでしょう。だから紹介してみる。

 漫画好きには、延々と漫画が読み続けれてしまって危険な世の中だよ・・・。多分大手全部は紹介しきれてないと思いますが、まずは僕が常に行くサイトらから紹介。あいむわなび

 

 集英社

www.tonarinoyj.jp

 となりのヤングジャンプ裏サンデーと同時期に始まりましたね。しかし、裏サンデーでは初期(2012年あたり)から掲載されていたケンガンアシュラ、モブサイコ100、ヒト喰イなんかがまだ連載している一方、となりのヤングジャンプでは初期から連載され続けられているのがワンパンマンのリメイクしかないのが残念ではある。

 ただ、裏サンデーはべらぼうに作品数が増えていったのに比べると、徐々にだが堅実に作家を集めている感がある。

 最近だと「明日はともだちじゃない」など楽しく読んでいます。

 

shonenjumpplus.com

 ジャンプ+は週刊少年ジャンプの連載中のものも期間限定でよく置いている。過去の名作も並んでいて、一回読んだものもつい読んじゃうし読んだことのないものもどんどん並べてくる、強い。若手も強い人多い。大陸の作家の第年秒が連載していた「五秒童話」は完成度が高く期待していたんですが、次作「群青のマグメル」を休載していてどうしたんだろう大丈夫か。

 とりわけ「ファイアパンチ」は僕が言及するまでもなく凄く、最近話の展開が好き放題な方向にぶっとんでいるのに作品として成立していて地力があるなあ。

 小学館

urasunday.com

 言わずと知れたweb漫画サイト。面白さは人によって感じ方が違うのは承知ですが、敢えて主観で断言するとここに集まっている作品はつまらないものから一流のものまでピンきり。

 成長途中の作家によるあまり面白くない(と思う)作品もぼちぼちあって、面白くない漫画を読みながら先の展開を考える練習をしようとするワナビにもピッタリ。ジャンルは恋愛漫画からバトル漫画、日常系、飯漫画、スポーツ、ホラーと色々ある点もいい(しかし、主人公が勇者である漫画が今4つもあって被っていることから、色々あるというよりごった煮めいていると言ったほうが正確。)

 マンガワンというアプリ版で観た場合それぞれの話しごとに読者の感想がつけれるようになっていて、便所の落書きのような無秩序さはあるがそれも意外と少し参考になる。

 今イチオシを上げるとすると、「銀狼ブラッドボーン」。戦闘シーンの流れの良さは格別。次の攻撃の予備動作や攻撃の見やすさ、そして視線誘導、大ゴマの魅せ方、おったまげた。演出込みで話が漫画として面白いですね。

 スクエニ

www.ganganonline.com

 ラノベコミカライズなどが多いところ。割と作品数あって、アニメ化した漫画も何本か抱えている。

 一番好きなのは、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」ですかね。ひねくれた姉が面白く動く。毎回、安定して楽しめる。

 あともうひとつダークホースとして、「クロスプレイ -CLOSE PLAY-」を推したいです。展開がはちゃめちゃで突き抜けてて、一周回ってシュールで面白いなあ。 

 

 新潮社

www.kurage-bunch.com

 わたしのカイロスは王道少年漫画好きとしては手堅く楽しめて好き。

 働かないふたり、私と彼女のお泊まり映画、少女終末旅行などのんびり読むことができる漫画が結構な割合を締めている印象。

 

 秋田書店

tap.akitashoten.co.jp

 更新むっちゃ遅いのでしょっちゅうは観に行かないですね。少年向けのものが多い他のweb漫画サイト群に比べると少し年齢層は高めかな? 忘れた頃に訪問して、へーこの作品むっちゃ良いやんという発見が出来るところ。

 

 

 まだあんまり知らないウェブ漫画サイトを以下に列挙。多分他にもまだまだ僕が知らない出版社のweb漫画サイトあると思うけどとりあえずこれだけ置いておいてそのうち、また更新していくかもしれません。

 小学館

www.sunday-webry.com

 最近行くようにしているが、いっぱいあってまだ読みきれていない。

 新世のリブラ面白かった。 二話三話といくほどキャラクターの造形けれん味効いてるし、なにより選択肢を絞られた状況で新たな解を出す感じ。毎回、常にハラハラする山場が用意されていてかつスピーディーで良い。

 角川

web-ace.jp

 ひええ、こんなとこあったんや結構面白いのあるっぽい。

 双葉社

webaction.jp

 全然漫画置いてないっぽい。

 

 

 これにて紹介終了。最近オオスギィ。コミコとかマンガごっちゃとかもあるからすごい多い

敏腕マネージャーマーゲイ[漫画]

七色の声を持つマーゲイが多忙なペパプにかわって奮闘していた絵

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 描いているときはオリジナルだと思っていても既出ネタだったと知ったときは悲しい(既出だった。

 

 絵について。

 1コマ目は、背景を近いものと遠いものにわけてそれぞれぼかし具合を変えてあってちょっと手間をかけている。ぼかす効果を生み出すためには線画ごと近いと遠いでわけなきゃいけなくて、線画はアナログでやっている僕としてはクリスタ(お絵かきソフト)の中でわけなきゃいけなくて余分に手間かかった。結果は結構気に入っている。

 今回、線画から割と気に入っていて画力が底上げされていっている感じである。1コマ目のペパプ達は、本家ペパプ予告を模写っているのでまぁそこそこ上手くかけて当然なのだが、2コマ目も割りとうまくいっているのではないでしょうか。最近影の付け方もようやく学んでマーゲイの髪の影なんかは、単純に明度を落として影の色とするようなことはしていない。

 

 最近毎日フレンズを描いている。脚をうまく描けない、と気づいて最近なるべくフレンズでも全身の模写をしていたりする。また、いろんなものを片っ端から描いていて、図書館に行って図書館の中の絵を描いているときに奥行きのある絵を描くのが下手なんだと気づいた。

 最近は絵を描く中で色々気づきがあって、純粋に絵を描くのが楽しくなってきた。目標は漫画を描くことなので絵を描くことだけにとらわれていてはいけないけれど、上達を実感するのは楽しい。

 三流だろうが四流だろうがいつか絶対になるぞ。

 ・・・さていよいよ今日の深夜はけものフレンズ最終回である。それは楽しみであり、また来週からはもうけものフレンズを観ることができないことが残念でもある。文かきすぎた

噛ませ犬ヒグマ(けものフレンズ)[漫画]

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 最近ちょっとずつ絵が上達しているようなしていないような、いやちょっとうまくなってるぞという感じである。継続。

 けものフレンズもうすぐ最終回だなんて信じられません。ウワアアアアア

このアニメーターが凄そう~新海監督の次~

 

CGアニメコンテスト - Wikipedia

で新海監督はまだ若かった頃に、彼女と彼女の猫という作品でグランプリをとった。新海誠がグランプリを取った後はCGアニメコンテストでグランプリを与える基準が上がってしまって、なかなかグランプリ受賞者が現れなくなってしまったのだとか言う話は有名な話である。

 グランプリかどうかはともかく新海誠監督のように、CGアニメコンテストに入選したアニメーターの中からまた国民的作家が出そう。入賞者の中から、今後来るぞと個人的に思った人たちを取り上げてみたいです。

 まぁ、プロで食ってる人たちもコンテストに参加してるので、僕がこれから紹介する人ももうとっくに有名だったりするのでいまさら何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが備忘録を兼ねて紹介してきます。

 

 

 

 では、まずは22nd,24thCGアニメコンテストで入選した、たつき監督。もう超有名ですね。

www.youtube.com

  今をときめく「けものフレンズ」を制作しているCGアニメーター。22ndの入選作「眼鏡」はパロディ満載だが、主人公のキャラクターは見事に立たせれていて根っこのところで本人の作家性を感じさせる。

 ギャグで始まって後半シリアスの王道展開、そして最後はスッキリ終わる。

 僕は後半である自主制作アニメ 「眼鏡」(2/2) - YouTubeの5分24秒からが特に好きですかね、主人公いい役割してます。ボーイミーツガールって良い。

 動きも面白いですよね、サツキのお父さんがガクガク動くとこはそれだけでつい口元が緩んでしまう。

 この監督はもっともっと来るなあ。

 

 

 次は27th入選、百舌谷氏。正直、このアニメーターは天才だと思う、超若い、死ぬほど若い。多分というか絶対に来る。入選作は夜明け前のレゾナンスなんですが、氏の動画で個人的に好きな別の動画をぺたり。 

www.nicovideo.jp

 主コメによるとeau.さんの作風を研究し取り入れたということで、おそらく特にeau.さんのtears of overflowed bits by eau. エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画などを参考にされたと思うんですが、それにしてもダイナミックなカット連発。アリスが色収差みたいに光るのどうやってやってんのかなと思ってシーンをゆっくり確認したんですが高速でそれぞれの色で切り替えてるんですね、eau.さんの由来っぽい。この「Alice」は音ゲーの曲に合わせた動画で、曲への合わせ方が半端ではない。特にラストの締め方はセンスの塊。

 百舌谷氏はニコニコ動画で特に【第6回MMD杯本選】恋天使ルシフェル by 百舌谷 エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画なんかが有名で、これも大好き。MMDをグリグリ動かしていた人で、MMDでモーショントレースをする方法の紹介 by 百舌谷 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画とか観るとMMDを動かしている人がどんなことをやっているのかよくわかります。すげえ、よくこんな根性いる作業をやるもんだ。

 

 

 次は25th入選、森江康太氏。

www.youtube.com

  少年とピアノと青空に一気にやられますよね。時折、優しく揺れる手ブレ風主観カメラで、カメラの移動だけでも結構オシャレ。4分45秒のカムパネルラの後ろ姿からジョバンニのカットにいってまたカムパネルラのカットになるとこなんて特に切なくなっている。

 銀河鉄道の夜がこうなるんだなあ、すごい。

 そして、少年っていいなあ。

(少年について、完全に余談ですが、アニメ史に残る「宇宙戦艦ヤマト」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」のヒットした三本の共通点の一つとして主人公が少年であったことを唱えているアニメ評論家がいました。ヒットした理由としてその点はあながち間違ってないと思ったり。少なくとも日本において少年漫画が当分無くならない勢いを持っているように、年が若いのは基本って感じがします。

 また、細田守監督はショタコンと言われていて、サマーウォーズのカズマとか最高で・・・まぁ少年って最高だよね!おちんぽもげそう)

 

 

 

 最後に、21st、19th入選108kan氏。

www.youtube.com

 放課後決闘クラブが僕はやっぱなんだかんだ好きなんですよね。戦闘シーンも、日常シーンも好き。両方合ってこその独特な、日常に非日常感がこっそり溶け込んでいる世界観癖になる。

 戦闘シーンの壮大な感じを表現するための引きと、接近戦のバランスもすばらしく良い。

 使っている音源がしょぼいのは自主制作特有って感じですが、1分7秒のところとかはかなり良い音合わせてますね。

 

 

 

 この人達どんどん今後来るぞ!! と僕がビビンときた作家さんたちは以上です。

www.youtube.com

 他にも入選された作品は、結構ここでまとめて観れます。興味がある人は全部観てみると色々発見があって面白いかと思います 。

 多分観た人によってビビンと来る作家さんは違うと思います。僕があげた以外にも他にも素晴らしい作品がいっぱいあります。

 あなたは、誰の作品推しでしょうか?