mirenn所感

お絵かきとプログラミング

このアニメーターが凄そう~新海監督の次~

 

CGアニメコンテスト - Wikipedia

で新海監督はまだ若かった頃に、彼女と彼女の猫という作品でグランプリをとった。新海誠がグランプリを取った後はCGアニメコンテストでグランプリを与える基準が上がってしまって、なかなかグランプリ受賞者が現れなくなってしまったのだとか言う話は有名な話である。

 グランプリかどうかはともかく新海誠監督のように、CGアニメコンテストに入選したアニメーターの中からまた国民的作家が出そう。入賞者の中から、今後来るぞと個人的に思った人たちを取り上げてみたいです。

 まぁ、プロで食ってる人たちもコンテストに参加してるので、僕がこれから紹介する人ももうとっくに有名だったりするのでいまさら何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが備忘録を兼ねて紹介してきます。

 

 

 

 では、まずは22nd,24thCGアニメコンテストで入選した、たつき監督。もう超有名ですね。

www.youtube.com

  今をときめく「けものフレンズ」を制作しているCGアニメーター。22ndの入選作「眼鏡」はパロディ満載だが、主人公のキャラクターは見事に立たせれていて根っこのところで本人の作家性を感じさせる。

 ギャグで始まって後半シリアスの王道展開、そして最後はスッキリ終わる。

 僕は後半である自主制作アニメ 「眼鏡」(2/2) - YouTubeの5分24秒からが特に好きですかね、主人公いい役割してます。ボーイミーツガールって良い。

 動きも面白いですよね、サツキのお父さんがガクガク動くとこはそれだけでつい口元が緩んでしまう。

 この監督はもっともっと来るなあ。

 

 

 次は27th入選、百舌谷氏。正直、このアニメーターは天才だと思う、超若い、死ぬほど若い。多分というか絶対に来る。入選作は夜明け前のレゾナンスなんですが、氏の動画で個人的に好きな別の動画をぺたり。 

www.nicovideo.jp

 主コメによるとeau.さんの作風を研究し取り入れたということで、おそらく特にeau.さんのtears of overflowed bits by eau. エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画などを参考にされたと思うんですが、それにしてもダイナミックなカット連発。アリスが色収差みたいに光るのどうやってやってんのかなと思ってシーンをゆっくり確認したんですが高速でそれぞれの色で切り替えてるんですね、eau.さんの由来っぽい。この「Alice」は音ゲーの曲に合わせた動画で、曲への合わせ方が半端ではない。特にラストの締め方はセンスの塊。

 百舌谷氏はニコニコ動画で特に【第6回MMD杯本選】恋天使ルシフェル by 百舌谷 エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画なんかが有名で、これも大好き。MMDをグリグリ動かしていた人で、MMDでモーショントレースをする方法の紹介 by 百舌谷 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画とか観るとMMDを動かしている人がどんなことをやっているのかよくわかります。すげえ、よくこんな根性いる作業をやるもんだ。

 

 

 次は25th入選、森江康太氏。

www.youtube.com

  少年とピアノと青空に一気にやられますよね。時折、優しく揺れる手ブレ風主観カメラで、カメラの移動だけでも結構オシャレ。4分45秒のカムパネルラの後ろ姿からジョバンニのカットにいってまたカムパネルラのカットになるとこなんて特に切なくなっている。

 銀河鉄道の夜がこうなるんだなあ、すごい。

 そして、少年っていいなあ。

(少年について、完全に余談ですが、アニメ史に残る「宇宙戦艦ヤマト」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」のヒットした三本の共通点の一つとして主人公が少年であったことを唱えているアニメ評論家がいました。ヒットした理由としてその点はあながち間違ってないと思ったり。少なくとも日本において少年漫画が当分無くならない勢いを持っているように、年が若いのは基本って感じがします。

 また、細田守監督はショタコンと言われていて、サマーウォーズのカズマとか最高で・・・まぁ少年って最高だよね!おちんぽもげそう)

 

 

 

 最後に、21st、19th入選108kan氏。

www.youtube.com

 放課後決闘クラブが僕はやっぱなんだかんだ好きなんですよね。戦闘シーンも、日常シーンも好き。両方合ってこその独特な、日常に非日常感がこっそり溶け込んでいる世界観癖になる。

 戦闘シーンの壮大な感じを表現するための引きと、接近戦のバランスもすばらしく良い。

 使っている音源がしょぼいのは自主制作特有って感じですが、1分7秒のところとかはかなり良い音合わせてますね。

 

 

 

 この人達どんどん今後来るぞ!! と僕がビビンときた作家さんたちは以上です。

www.youtube.com

 他にも入選された作品は、結構ここでまとめて観れます。興味がある人は全部観てみると色々発見があって面白いかと思います 。

 多分観た人によってビビンと来る作家さんは違うと思います。僕があげた以外にも他にも素晴らしい作品がいっぱいあります。

 あなたは、誰の作品推しでしょうか?