mirenn所感

お絵かきとプログラミング

スマホゲーム作ってます、あとお金の話

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Google Playの内部テストに試しでアップロードしたアプリ

  スマホゲームを作っていて、あと少ししたらGoogle Playで全体公開しようと思っているのが上の画像のやつ。

 留年したときにせっかくだからUnityでスマホ向けのゲームを作ってみっかと思いたって作り始めたゲームですが、もう卒業という時期。まだリリースしてないなんて我ながら遅いと思いますが、最初に作るスマホゲームをオンライン対戦ゲームなんてものにしてしまってつまづきまくり。そもそもオンラインゲームなんて作るもんじゃないなあと今は思ってますがそれについてはお金の話とともにおいおい。

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Unityの制作画面

 どんなゲームかというと、対戦シューティングゲームです。ここで言うシューティングというのは、グラディウスとか東方プロジェクトのような二次元平面上で弾を飛ばしたり避けたりするジャンルのものです。詳しくは下の動画を見てね。

www.youtube.com

 あと少し機能を足したらリリースしようと思っています。足そうと思っている機能はネットに繋がっていなかったら繋がっていないと表示したり、対戦相手がいない場合twitterで@miren00に呼びかけれるようにしたり、といったところですかね。弾の速度やプレーヤーの大きさとかも調節して適宜模索してますが、基本機能の実装は終わっているのでほんとにあと少しのはず…。

 

 ゲームの内容もそこそこにオンラインゲームを作るにあたって、避けて通れないお金の話をば。まだリリースしていないんですがまあ間違いなく赤字。現実って辛いねというお気持ちなのでねっとり書いていきます。まず、支出と収入の支出のとこから。

支出

  •  アプリ公開費用 
     アプリを公開するにはGooglePlay開発者サービスに登録しなければならず25$かかります、今だと2800円くらいですね。このGooglePlay開発者サービスは実はかなりお得で一回お金を払ったらそれ以上払う必要がないのですが、iOSの場合毎年1万円かかります。Unityでゲームを作るとAndroid版もiOS版も作れるのですが、そういうわけでiOSのリリースはやめました。
  • オンラインゲームを成り立たせるサービス使用料

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    photon料金体系

     Photonというサービスを使ってオンライン対戦を実装していて、料金体系は上の画像の通り。CCUというのは同時接続数のことです。だから、今回作ったゲームの場合、1対1対戦ですから10組同時対戦が20CCUに当たるわけです。そこまでなら無料で使えます。で、もし100人同時接続まで必要となると17339円払えば5年間使えるわけです。ただ、もしも万が一同時接続数が100人を超える場合、500CCUのプランが必要になるので1か月ごとに17339円かかるということ。高っ! そうです高いです。なかなかそのプランに移行するはめにはならないと思いますがね。
     結構高いですが現状このPhotonというサービスを選択するのがベストだと思います。GoogleがUnityのオンラインゲームサービス(Connected Games)を作ったとかでそれを使ったらもっと安いのでは? と思ったりするのですが、まだ個人に開放されていないのか全く情報がないです。早く出してくれ……。ただ、せっかく頑張ってPhotonで作ったのに突然『Connected Gamesが便利!みんな使おうぜ!』みたいなニュースが回ってきたら泣くので当分はいいです。

収入

  • 広告収入 
     オンラインゲームなので相手がいないと成立しない以上アプリ自体に値段を設定して間口を狭くすると非常にまずい、というわけでアプリ自体はただで広告を入れることにしました。そこでUnityAdsを実装しました、といってもこれは1万円分以上たまらないと支払われないようでまともな収益が出るほど押してもらえる気がしないのでゼロ円でしょう。

収支

 というわけで、簡単な見積もりで-2800-17339+0=マイナス20,000円くらい。ひょえ~。20人同時接続すらいかなかったら-2800円で止まるのですが、それはそれで悲しいねえ; ;。

 

 はい。

 お金の話終わり。

 こう落ち着いてお金について考えてみるとオンラインゲームを作るのはよっぽど自信がない限り辞めた方が良さそうですね。とはいうものの、これ面白いんじゃね?って思いついちゃったゲームがオンラインゲームで、その熱に浮かされて作っちゃったからもうしょうがないじゃん! 出すしかねえ!!! 

 上に張った紹介動画で見てもらえばわかるんですが製作者自身楽しんでプレイできるゲームで少なくとも自分でまあまあ面白いじゃんと思うくらいには面白いです。機会があったらやってみてください、というか一緒にやりましょう。対戦相手がいない場合のbotが未実装なので、代わりに製作者を呼び出せるようにしておきますので。リリース日未定でいつになるかわかりませんがやりましょう。

 

最後にちょっとだけこのゲームの仕組みをアピール

 このゲームでは、一回撃った弾はずっと画面にのこり続けます。というのも、昔の対戦のマリオブラザーズのように画面の右と左は繋がっていて、右へ飛んでいった弾は左から出てくるからです。弾を撃ち合っていると段々避けるのが大変になっていくので自然に決着がつきます。

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プレイ画面

  そういうゲームを作ってるというお話。あ、そうそうKuinsAirとかそういった学内ネットからだと弾かれてプレイ出来ないのでそれはご了承ください。