mirenn所感

お絵かきとプログラミング

プライムビデオで観たことのある映画が100本になったのでその中でトップ5を選んでみる

 感想というのは人それぞれ全然違うので、あくまで僕の独断と偏見で選んだ、という前提はつきますがオススメトップ5です。

 プライムビデオ最高。

 目次

 

プライムビデオについて

 まずはプライムビデオとはなんぞや? という人のためにプライムビデオの説明から。なんてったって安くてすごいサービス。プライムビデオ知ってる! という人は適当に飛ばしてください。
 プライムビデオとはAmazonのプライム会員になることで得られる恩恵の一つで、プライムビデオに登録されている映画やアニメが見放題になるサービスです。学生ならプライムスチューデントと言って年会費が安くなるプランがあり、たった1900円ほどで一年間映画が見放題になります。僕は映画のためだけにプライム会員になったほどですが、本当にお得です。NetFlixやHuluなどより安い代わりに観ることのできる品揃えが限られており、見たいと思った作品がないかもしれませんが、それでもちょっとやそっとじゃ観きれないほどの名作が観れるのでとりあえず映画を浴びるように観たくなったという人*1にもオススメです。

 また、プライムビデオで映画を観るのは忙しい人にもピッタリなんじゃよふぉふぉ。

 というのも、下のような続きから見るというボタンがあります。

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 途中まで観てから、また観ようと思ったときはこれを押せばすぐに続きから観れるので、映画を観るためにまるまる二時間とか用意できないよ、という人も細切れで観ていけます。なんて贅沢な観方なんだろう!!
 プライムビデオに登録してまだ4ヶ月ほどですか、ここで観たのはすでに70本ほどになっており、一本あたりの単価は単純計算して既に、プライムスチューデント年会費1900円÷70本で20数円になっているわけで、安い……一流のコンテンツがこんなに安く観れて良いのか……。

 あれ、このブログ記事書いた人は100本観たんじゃないのか? と疑問に思われた方も多いかと思いますが、プライムビデオで観た映画70本と、プライムビデオでは観ていないけどプライムビデオにあって以前観たことある映画30本との合計100本のプライムビデオからトップ5の映画を選出しました。


 ちなみにですが、プライムビデオの作品は入れ替わりがあって僕が観た時はプライムビデオだったけど今はプライムビデオじゃない作品がこの100本の中に既に数本(レッド・オクトーバーを追え!など)あることはご了承ください。

 

プライムビデオの個人的トップ5

 もちろん、ネタバレはしないように映画を紹介していきますが、内容に全く触れないというわけではないのでその点はご了承ください。映画のさわりの部分(さわりの部分に意外性が含まれている場合はさわりの部分も触れないんですが)とかぼんやりと作品全体の話とかします。
 初見の面白さを削がないように注意はしているのですが、それでも少しでも内容を観てしまうかもしれないのが嫌な方は、ここにトップ5のタイトルのみ先に上げておきますので、映画を観てからまたここに見にもどってもらえたら良いかなあと思います。またこのブログの最後に、トップ5には入らなかったけどおすすめな映画を一言コメント付けて並べておきます。
1位 メガマインド
2位 ボーンシリーズ(ボーン・アイデンティティーボーン・スプレマシーボーン・アルティメイタム
3位 続夕陽のガンマン
4位 時計じかけのオレンジ
5位 バック・トゥ・ザ・フューチャー

 では1位から順番にコメントしたいと思います。

 

 

 

 

1位 メガマインド

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 メガマインドの画像をペタリ*2

 この映画は最高のエンタテイメントです、流石Dreamworks
 Dreamworksの映画は最近の作品でもプライムビデオで多くが観れる一方、よく比較されるディズニー作品はほとんどプライムビデオで観られません。

 凄まじい興行収入を叩き出す面白い作品を生み出し続けながら経営危機に陥って人員削減したDreamworksなんですが、経営危機と作品の多くがプライムビデオで開放されていることとは関係があるのでしょうかね。
 ともかくDreamworksは最高なエンターテイメント映画をたくさん提供してくれるんですが、その中で一際僕が物語にのめり込んで主人公と一緒に興奮して悲しんで喜んだ作品はこの『メガマインド』です。
 主人公は悪者ヴィランの道を歩むことになったこの青いマッドサイエンティスト。正義対悪というテンプレを抑えつつ、段々とそこから外れて話が二転三転として最初から最後まで観客を飽きさせないのは見事です。しかし、それだけで終わる作品ではないです。メガマインドのストーリーは、シンプルだけどとても大事なテーマを一本すえていて心に響きます。
 物語の起伏はまさに王道にして最強。映画を見慣れている人にはここらへんで盛り上がってそろそろいったん落とすのかな、とか見ながらわかると思いますが、まさにお手本のような映画です。それはつまらないという意味ではなく、物語の土台については全く気にせず安心して観れて、しかし、ドキドキハラハラしながら楽しめる作品という意味です。
 万人に勧めやすく、そしてシンプルで最強。こういうエンターテイメント、好きです。
 こんな映画にもし自分が一度でも制作する側として携わることができたらもう死んでも悔いはないだろうな、と思うくらい素敵な作品です。Dreamworks~。
 吹き替えも字幕も良いです。

2位 ボーンシリーズ()

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ボーン・アイデンティティーボーン・スプレマシーボーン・アルティメイタム
 一本の映画じゃないじゃん2位!! と思われたかた。その通りです。トップ5って言うけど正確には三本の映画使っているのでトップ7とかにすべきなのでしょうか……。
 ただ、これらのうちどれか一本を選ぶことは出来ず三本観て映画として完結しているのでこういうふうにさせてもらいました。

 ボーン・アイデンティティーから全てが始まります。
 記憶をなくした主人公。でも、覚えていることはある。ここからあそこまで全力疾走できることはわかる、体に身についている特殊技能。自分はいったい何者なのかっていうのを見つけていく、自分の知恵と体で進む系のアクション映画。
 二作目から急におしゃれになった記憶があります。二作目であるボーン・スプレマシーを観た時、あれ? 前作こんなすごいオシャレな映画だったっけ? と思った記憶があります。初めて観たのが確か僕が中学生くらいですから記憶があやふやですが、カメラワークがダイナミックで、そして、主人公ジェイソン・ボーンのアクションとか知略がカッコいいんですよ。

 三作目である、ボーン・アルティメイタムのラストは今でもはっきり覚えています。ヒロインがかわいい。最高に好きなラストで、思わず観ているこっちに笑みが浮かんで、観終わった後部屋をうろうろしていた記憶があります。良いんですよ~。

 ボーンシリーズにはスピンオフのボーン・レガシーという映画がありますがこれは少し残念な作品です。普通のアクション映画としては合格点なのですが、ボーンの名を冠している以上前三作と比べてしまって、そうすると見劣りして評価が厳しくなりがちな映画。

 そうそう、2016年はジェイソン・ボーンの新しい映画で新しい活躍が観られるんですね、楽しみです。

 自分がクソガキのときに好きだったものって、なっかなか忘れられないですよね、このボーンシリーズは僕にとってそんなものの一つです。

3位 続夕陽のガンマン

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 これも字幕と吹き替えを観ましたが、これは吹き替えから観ました。
 クリント・イーストウッドの声は、ルパン三世の声優だった今は亡き山田康雄が入れていてかっこいいです。
 吹き替えの良い所の一つは、複数人喋ってるようなガヤがあるところでも瞬時に全員何言っているか分かるところですね。ただ、この作品の日本語吹き替えで、字幕版にはない*3情けないセリフが物語終盤で追加されていてそこが残念だったくらい。
 字幕を観るか、吹き替えを観るかというストーリーを語る点では些末なことから話を導入しましたが、映画を観るときに結構気になるところではありますよね。とりあえず置いといて。

 さて、続夕陽のガンマン、これはタイトルに続とか入っているんですけど、別に続編というわけではなくいきなりこれから観られる作品です。イタリアで制作された映画で、直訳したタイトルは『善玉、悪玉、卑劣漢』というタイトルでこのタイトルで耳にしたことがある方も少なくないかもしれません。(高校時代の囲碁部の顧問の先生だった人が西部劇を好きなんですが、このタイトルを言っていた記憶があります。)
 最高に面白い西部劇です。
 クエンティン・タランティーノ監督(キル・ビルなどで有名)が西部劇の映画ランキングで一位に上げるほどの作品です。
 最初の冒頭10分位は、何が起こっているのかよく把握できず、会話もほとんどなく退屈です(そういう演出なのですが)。しかし、そこからはすごい面白い。
 命のやり取り、ピンチ、嘘、友情、色々熱いものが詰まっています。
 西部劇ってことはどうせドンパチすることが主眼に置かれてるそういう乱暴な映画なんでしょ? と敬遠する人がいたらそれはもったいないです。
 もちろん、銃とか、強さ=正義であったり、暴力カッコいい! というような部分はしっかりあります。しかし、それだけでなく、時に、とても観念的なシーンがあったりします。まるで梶井基次郎の『檸檬』を読んでいるような比喩的なそのとあるシーンが僕はとても好きです。(すごい主観的に感想を述べてしまっていて観終わった後の人がこの感想見てもどこの部分か伝わっていないかも……。僕はこの映画の爆弾がとても好きです。)

 また、この映画は音楽単体でみても素晴らしく、metalicaというロックバンドがライブの入場の時に毎回使っていたり、マイケル・ジャクソンもライブで流してたり、或いはマダガスカル2でそのまま使われていたりします。音楽というのも映画に欠かせない大事な要素だな、と改めて勉強させられました。

 少年漫画というか特にジャンプ系の少年漫画が好きな人は、たぶん好きな映画です。

 

4位 時計じかけのオレンジ

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 巨匠スタンリー・キューブリックの癖の強い作品。
 僕が今まで観てきた創作物の中で最も美しい殺人の方法を見せてくれました。かわいそうで悲しくて美しくて涙腺が緩みました、こんな感動の仕方は僕はあまり経験がなくて、そういうところが僕の中で特別な作品たるゆえんです。
 静謐なカメラワーク、徹底的に凝らされた配置、そして、役者の生意気な演技!
 若者言葉として様々な造語が飛び交い、薬、レイプ、科学、クラシック、これは想像力の超暴力アルトラヴァイオレンスです。
 主人公は、悪ガキです。悪ガキが行くところまで行ってしまうのを、近未来という舞台で描いた作品です。いま見てもスタイリッシュだ、と思わせるところは流石。
 正直、下手なあらすじなどを読んでもらうよりも、ウィリアムテル序曲に乗せた予告編を一発観てもらえればきっと観たくなります。僕は予告編を何回もループして観てしまって、なんだこれ!! と思って観てしまったクチです。プライムビデオにこの予告編がないので*4ペタリ。

 この予告編本当に素晴らしい。好きすぎる、これだけでもう名作、ご飯三杯いける。

 時計じかけのオレンジは日本でも有名な作品で、大友克洋AKIRAという漫画でオマージュされてたりもします。

5位 バック・トゥ・ザ・フューチャー

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  説明不要な映画。デロリアンっていう超有名タイムマシンを博士が作ってタイムトラベルするお話です。金曜ロードショーとかでやってたのを観たのかなあ。これは小学生のときに観たはずで、ストーリーを語るのに十分な記憶が失われてしまっている。光陰矢のごとしで悲しい。

 PART1、2、3どれもわくわくしながらブラウン管のTV観てました、たしか。

 最近、荒野の用心棒という映画を観たときに、PART3はこれのパロディをやっていたのか! とすぐに気がついてなんだか嬉しくなりました。覚えているとこは覚えているんだなあ。

 そうそうそういえば、作中で出てくるジゴワットっていう単位は存在しないんですよね~。

 シュタインズゲートで出てくるDメールのDはデロリアンから取られているし、タイムトラベルものとして超有名な映画ですね。良い映画です。

 

 とまあ、これにてとりあえずトップ5の紹介は終了です。

 あくまで僕が勝手につけたランキングですので皆さんそれぞれ思うことがあると思います。ランキングは自分自身順番どうしようっかな、と迷いながら並べました。

 正直時間が経って振り返ってみないと自分の中でそれがどれくらい大事な作品だったかってわからないこともありますよね。ランキング外の作品もどれも捨てがたかったりするんですが、今回はこのへんで終了とします*5

 以下に観た映画100本並べておきます。良い映画ライフを。

 プライムビデオの観たことある映画100

 面白くてかつトップ5にいれてなくてコメントしていない作品には、☆マークと一言メモを付しておきます。

アニメ映画

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲 ☆こんなノスタルジックがわかる年になってきた……。
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
怪盗グルーの月泥棒
カンフー・パンダ
カンフー・パンダ
劇場版 TRIGUN Badlands Rumble
シュレック
シュレック2
東京ゴッドファーザーズ
パプリカ
ヒックとドラゴン
マダガスカル
マダガスカル
マダガスカル3 ☆ストーリーを無茶苦茶にかき回すキャラクターが画面を縦横無尽に動きまわる映画。
ミニオンズ ☆ミニオンズ自体も面白いが、犯罪者集団とかいかしてる。
メガマインド
モンスターVSエイリアン

映画一般

アイアンマン
アメリカン・ビューティー
E.T.
硫黄島からの手紙
インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク
インディ・ジョーンズ最後の聖戦
ウエスタン
エクソシスト ディレクターズカット版
俺たちに明日はない ☆こんな悲しい笑顔があったのか。
カサブランカ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン ☆えっ実話なのか。
グラディエーター
ゴースト/ニューヨークの幻  ☆ヒロインがボーイッシュなショートのすごい美人。
ゴーストバスターズ
ゴッド・ファーザー
ゴッド・ファーザーPART2
コマンドー
コンスタンティン ☆小道具がいちいちダークで凝っていて中二心をくすぐる。
シザーハンズ
ショーシャンクの空に

13日の金曜日

シンドラーのリスト
酔拳
スクール・オブ・ロック ☆コメディ僕好きですね。そして、ロック好きのための映画。
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団
スター・トレック
スタンド・バイ・ミー
スピード
スラムドッグ$ミリオネア
スリーピー・ホロウ
戦国自衛隊1549

続 夕陽のガンマン
ダーティハリー
ターミナル
ダ・ヴィンチ・コード
タクシードライバー
TAXI NY
時計じかけのオレンジ
超高速!参勤交代
トゥルーマン・ショー ☆もし自分が物語の主人公だったら? という設定をしかし見事な切り口でまとめきっている。
トップガン

トランスフォーマー
トランスフォーマー/リベンジ
トランスポーター
トランスポーター2
トランスポーター3 アンリミテッド
ナポレオン・ダイナマイト
ニキータ
26世紀青年 ☆クソ映画かと思ってみたけど、面白いなこれ。
2001年宇宙の旅
ニュー・シネマ・パラダイス

ノーカントリー
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
バックドラフト
PARKER/パーカー
ビューティフル・マインド
ピンポン
フォレスト・ガンプ/一期一会

ブラックホーク・ダウン
ベイブ
ベスト・キッド
ボーン・アイデンティティー
ボーン・スプレマシー
ボーン・アルティメイタム
ボーン・レガシー
ぼくたちと駐在さんの700日戦争
炎のランナー
マイケル・ジャクソン This Is It

マスク
ミッション:インポッシブル
ミリオンダラー・ベイビー
メン・イン・ブラック
メン・イン・ブラック
燃えよドラゴン ディレクターズカット
レオン完全版
レッド・オクトーバーを追え
ローマの休日
ロッキー

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
ワイルド・スピード MAX

*1:僕が最近映画を浴びるように観たいと思うようになったきっかけは、アニメポケモンの脚本で有名な首藤剛志さんのWEBアニメスタイル_COLUMN内のえーだば脚本術というコラムを読んだところが大きいです。コラムによると、脚本家になるためにはいわゆる名作映画を観たり、異性と会話をするといい(なんだこれ)という指南が書いてあったので、異性と会話は……うっ……ともかく、映画観よと思ったから。しかし、映画って素晴らしいですね。

 ついでにですが僕みたいなワナビ野郎は、映画を観る上でモンタージュ理論(カットのつながりが場面に意味をもたらしてくれる~みたいな感じの創作界の有名な理論)を意識してみるとさらに映画が楽しく観れますよ。

*2:著作権的には本当はこういう風に貼ってしまうの良くない。

*3:さらに言えば少なくとも英語のセリフにはない

*4:良くないことだと知りつつYouTubeから引っ張ってきます。

*5:本当はこんなことしてる場合じゃなくて大学の再試の勉強をしていないとまずい。