mirenn所感

お絵かきとプログラミング

母親と娘とオバケ[漫画]

漫画

 

 

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 最近、『輪典 バベルハイムの商人』という漫画に感動して泣き、無性に吸血鬼のたぐいを描きたくなったのでこの漫画を描きました。

 裏サンデー | 輪典 バベルハイムの商人 | LOT 001(後編)のとある1コマをパクってしまった。今回描いたものの2P目の2コマ目ですね。流石にトレースなんてしてはいないですが、しかしむちゃくちゃ参考にしているのは見ての通りです。しかし、画力の彼我の差が凄い。

 ついでに他のオマージュ元にも言及していくと、1P目の1コマ目の背景は吉崎観音の『ドラゴンクエストモンスターズ+』を参考にしています。『ドラゴンクエストモンスターズ+』は超絶画力を持った吉崎観音がこれまた伝説的な画力の鳥山明の作風を取り入れた最高の画風の作品で、風景の描き方などかなり好きです。

 1Pの四コマ目、少女の泣き顔は羽海野チカの描く女の子を意識しています。

 また、お話し自体は基本的に人外が描きたかっただけなので、話の着地点を人間っておもしれーみたいなよくある感じに安直にさせてもらいました。

  うーん。

 色々と試行錯誤してもがいているのが画からも伝わっていそうで嫌ですがしょうがないですね…。例えば、そもそも色塗るつもりなんて全くなかったのに中途半端に塗ってしまったりとかです。これは、線画が微妙に細くて視認性が低かったのと関係していたりしています。色塗って見やすくしとくかという意図です。ボールペンでペン入れをしているのですが、購買で売っていた最も太い1.0mmのジェットストリームでも結構線が細くて、かなり線を重ねないと見えなくてダメですね。

 今回、コマ割りの仕方はコマ間の隙間をほぼゼロにして線にしちゃっています。とか言いつつ、二ページ目ではちょっとコマ間に隙間を開けたりしていてここでも迷走している…。それはさておき、線でコマ割りすることを採用している理由はちゃんとあります。単純に線だけでコマを割るメリットは、絵を描く空間がより広く取れることと、線を引くだけでいいというその簡便さですね。僕のような初心者に向いています。読みやすいかどうかはまた別問題ですが、作る側としてお手軽。

 余談ですが、線のコマ割りは僕の体感で少女漫画ひいては女性漫画に多いですね。まず少年漫画でお目にかかりません。けど線だけのシンプルさは、硬質でオシャレな印象を与えることもあり好きですね。

 

 今回のわかりやすい反省点の一つは場面転換のときの基本に忠実になるべきだったということです。2ページ目の1コマ目はただの情景描写をちゃんと用意すべきだった。

 最近忙しいけど、もうちょっと早いペースでコンスタントに漫画を描いていきたい。次のブログは、最近色々漫画の練習している!!ということについてちょっと書きたい。