最強の防犯装置を作る(後編)[ラズパイ記6]
前回に続いて、最強の防犯装置を作っていこうと思います。
前回はモーターを使ったガスガン発射の装置を作ったので、次はセンサーです。
……センサー買うの面倒だなあ、使い方も知らない。
前回スクラッチというソフトを使ってモーターを動かせるようになりました。スクラッチはブロックのところをクリックするとそのコードが走って動きます。要は、部屋に人が入ってきたときにクリックされればモーターが動いて目的は実現します!
プログラミングしないでそれが出来る方法をインストラクターに依頼して聞きました。
ジェド・豪士さんに聞きました。
……戦闘インストラクタージェド・豪士が主人公の漫画パイナップルアーミーを一通り読み直したというだけです。とても面白い漫画で色々なブービートラップについて学べます。
よっしゃ、段々とアイデアが固まってきました。はいよっしゃ!! 出来ました。
考案した仕組みを説明します。
侵入者が扉を開ける。
扉には糸がくくりつけられている! 糸が引っ張られていく!!
カチッ!(クリック
こうしてスクラッチは実行されてモーターが動いて射撃されるはずです。センサー部分完成です。
さぁ、実際にやってみたところをカメラ四台くらい用意して撮影しました。どうぞ御覧ください。
やった!!
やったぞ!!
お疲れ様でした。
最強の防犯装置が出来ました!!
嘘です。
編集でなにもかもうまくいって完成したように観せましたが、実は「糸で引っ張られクリックしてガスガンが発射される」ことは一度も成功しませんでした。すいません。無理でした。こっそり自分でクリックしてやりました。
センサー買っていつかまたチャレンジしたいと思います。うううう。今度はちゃんとコード書きたいと思います、というか多分そうした方が早い。
今回の反省は、コードをちゃんと書きましょうということにつきます。あと、ガスガン扱い難しいので今度やるときは電動ガンが欲しいです。あと、ちゃんと僕これでも安全ゴーグル付けているので皆さんも防犯装置作るときはくれぐれも注意してくださいね。
今回は、嘘ついたり失敗したりしてごめんなさい音頭を踊って締めたいと思います。
最強の防犯装置を作る(前編)[ラズパイ記6]
オタクは弱い生き物です。部屋の中に隠したHなものが家族に発見されでもしたら、すぐ死んでしまいます。そこで僕は考えました。
自分の部屋に無許可で侵入する不届きな家族を迎撃するための防犯装置が欲しい、と。そしてそれはラズパイがあれば作れるのです。さあ作りましょう。
まずは防犯装置の仕組みを考えるために敵を明確にしましょう。
最も考えられる敵は母です。部屋の掃除をしにきます。彼女を追い返すことが目標となります。
そして、追い返す方法として僕の頭に真っ先に思い浮かんだのはガスガンで迎撃することでした。これを実現するために次のような仕組みを考えました。
これが最強の防犯装置の概略図になります。これを作っていきます。まずガスガン発射の部分から作っていきたいと思います。前編は発射装置、後編でセンサーの部分をやっていこうと思います。
まず、ガスガンを用意します。
ガスガンを父からもらってきました。十年前、まだ僕が小さい時に父が「大人になったら俺のガスガンをあげよう」と言っていた約束を今果たしてもらいました。十年ごしの約束が今果たされました、感動ですね。
(本当のところ十年前の僕はそのときそんなのいらねーと言ってミリタリーオタクの父をムッとさせたのですが、父は約束だけ覚えていたのかスッとくれました)
次に引き金をひくためのモーターを用意します。
サーボモーターを使うことにしました。サーボモーターとは、信号で回転角や速度を制御できるモーターのことです。ラズパイだけではサーボモーターは動かせず、電源を繋げなければならずブレッドボードやジャンパーワイヤーも購入しました。
サーボモーターを動かすためのコードを書かなきゃいけないの面倒だなあと思いながら、日経サイエンスのラズパイの特集を読んでいたらコードを書かずにサーボモーターを制御する方法が載っていました。やったぜ。
スクラッチというソフトを採用します。
ラズパイのOSにはスクラッチというソフトが入っています。プログラミングを学習するためのソフトで、ブロックをつなぎあわせることでプログラムを作ることが出来るのです。
これがスクラッチだ
なんかよくわからんけどこういうふうに作って、クリックしたらサーボモーターが交互に動くという状態になりました。ブロックがプログラムっぽいでしょ? 雰囲気でやっている。そして、このブロックをクリックするとモーターが動く。
動いているサーボモーター。どうでもいいけど-100と100の間に動作を一つ余分に入れたver
サーボモーターがちゃんと動いたので、早速ガスガンの引き金のところで固定します。
以上でガスガン発射装置の部分は終了です。センサーの部分を後編で作っていきたいと思います。
サーバルちゃん[漫画]
サーバルちゃんを調教する方法を開発したかばんちゃん描きました pic.twitter.com/nvCLSh4rMP
— ミレン (@mirenn00) 2017年3月7日
けものフレンズ面白いですね。
けものフレンズのたつき監督はCGアニメコンテストで昔入賞された方で、気づいたときあっ!ってなりました。俺は昔から知ってたんやぞみたいな変な気分になりますよね。この方の眼鏡という作品好きだったのでなおさら。
CGアニメコンテスト(編集にパソコン使った作品全般が対象っぽくてただのアニメコンテスト)はとてもレベル高くて観て損はない。眼鏡を観たのは僕がたしか中学か高校のときなので感慨深い。
昔アマチュアだった人がプロになってる、という現象をこの歳になるといろんな分野で観測してうおお。すげえよ、うう
よくある総長から新入生へのメッセージを再現する
フリーダム、重力から自由になれ。
それっぽいけどよく見れば嘘だとわかるURLを持ったウェブページで総長のメッセージページ作りたかったけど、大変そうなので諦めました。
参考にしたサイトは某大学の某総長のメッセージです。
ラズパイ動画制作こぼれ話[ラズパイ記5.5]
ここは、前回の記事の補足説明に当てたいと思います。
ラズパイであそぼのコールで始まる例のサンプリング定理動画ですが、実はラズパイを使ったのは人間扇風機をコマ撮りしたときだけで後はスマホのカメラだったりUnityを駆使したりしているだけの動画であるというのは内緒です。
あと、サンプリング定理についてもっと知りたかったら、標本化定理 - Wikipediaでも読んでもらえたら良いと思います申し訳ない。サンプリング定理は、基本的に周期関数で再現するフーリエ変換でのお話なので動画の内容はちょっと舌足らずでしたすみません。サインやコサインを使うから、離散的な信号がサンプリング周波数の二分の一以下であれば再現出来るというお話なのです。ただ、あの動画でサンプリング定理の大筋はつかめてもらえるはず、もらえるはずだと切に信じて動画を作りました。
最悪な黒歴史動画を作ってしまったと我ながら思っています、正直見返すのがつらい。
と言いつつさらに動画を作ってしまった。サンプリング定理動画に収録されなかった没カット集です。
動画の内訳は、
ぜひ楽しんでください。
僕だって見返すのつらいんだから皆も見ようね!